24日、「黄金の國いわてフェア2010」の
姫神コンサートに行ってまいりました。
姫神の活動拠点は岩手なので、なかなか演奏を直接見れる機会が
無かったのですが
今回は埼玉の越谷レイクタウンということもあって場所もそれなりに近く
ショッピングモールで行われるミニコンサートで入場無料なので
ちょうど良い機会とおもい、行くことにしました。
越谷レイクタウンはかなり広い場所・・・
まだ工事中のところもありました。
駅からいわてフェア開催場所である、AEON Lake Townの入り口へ。
AEON Lake Townはkazeとmoriに分かれているようです。
中はとても広く、だいぶ迷いましたが・・・
コンサート会場であるmoriの、木の広場へ到着。
撮影禁止なので会場の写真は撮ってありませんが
2~3Fが吹き抜けになっている場所でした。
13時に演奏開始。姫神二代目、星吉紀さん入場。
僕の座った席は真ん中端っこのほうでしたが
ちょうど星さんの顔が真っ直ぐ見える位置で演奏も良く見えました。
使っていたシンセサイザーはRoland製。
1曲目「風の祈り」
いきなり僕の特に好きな平泉追想シリーズの曲から幕開け。
背面のモニター、平泉の情景をバックに演奏。
重厚な始まりから、美しいシンセサイザーの音色が響き渡る・・・。
やはり、生で演奏を聞くと全然違いました・・・。
思わず涙が出そうに。
2曲目「大地炎ゆ~秀衡のテーマ~」
これも僕が大好きな平泉シリーズの曲。
重厚かつ流れるような旋律がとても美しい。
ここで一旦、星吉紀さんのMC。
どうやら、今回のいわてフェアは平泉特集ということで
平泉追想シリーズを最初に演奏したようである。
ゲストの三絃・津軽三味線奏者、黒澤博幸さんが入場。
僕はこの方、今回初めて知ったのですが
姫神と同じ岩手出身で、過去の姫神コンサートに何度か
ゲスト出演されているようです。
3曲目「こもれび」
黒澤さんの11月発売アルバムの楽曲。
暖かい旋律と津軽三味線の穏やかな音色がよくマッチしていた。
ここから姫神の楽曲と、黒澤さんの三味線とのコラボ。
4曲目「花鳥巡礼」
この曲をどう三味線でアレンジするのかなぁ、とおもっていましたが
2コーラス目、二胡の部分を三味線で演奏、最後はシンセと協演。
なるほどそうきたか!と感動と共に三味線の奥深さを知った。
5曲目「十三の春」
星吉紀さんが始めて姫神として参加した楽曲。
本当に、今回の演奏楽曲は僕の好きな曲ばかりだなぁ・・・!
原曲はシンセと二胡の旋律が力強く、この曲もどうアレンジされるのか
気になっていましたが
三味線もシンセも、落ち着いたゆったりとした旋律でした。
こちらのバージョンも悪くは無い。
ここでMCと終わりの挨拶、そして最後の楽曲演奏。
6曲目「浄土悠遠」
聴いたことの無いタイトルと曲だったので恐らくアルバム未発表曲。
雰囲気は95年の平泉毛越寺のものに近い印象。
浄土曼陀羅よりはインパクトが薄かったけれど
大らかで幻想的な曲でした。
この後、CDの販売とサイン会。
おいてあったのはベスト版やHQCD版が中心。
僕は姫神のアルバムはほぼ全部入手してあるので
まだ持っていなかった「天∴日高見乃國」を購入。
姫神二代目、星吉紀さんのサインをいただき握手も交わすことができました!
緊張してしまい上手く話すことができませんでしたが
尊敬する音楽家、姫神の星吉昭さんの後を次いだ二代目と直に
お目にかかることができたのはとっても嬉しかったです。
本当に、貴重な体験でした・・・!