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制作風景

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少しあやしげな制作風景。
あんまり広くないので色々工夫して
環境を整えています。

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現在製作中の絵。
狐を浮世絵の美人画風に。

今までは鉛筆のみで線画を描いて
そのまま取り込んで彩色というパターンでしたが
今回は墨をすって、描いております。
紙も画仙紙で。

今回使用した墨は古梅園製の『梅園』。

気軽に描ける鉛筆やコピー用紙と違って
一つ一つに重みがある分、気も引き締まって
作業に集中する事が出来ます。

終わったら、使った筆と墨に感謝の念を忘れずに。

まほろば

混沌とした時代の流れ、日々の雑念を忘れるため
一旦心を無にし、座禅を組む。

過ぎ行く流転の元、かつての自然と文化が調和した
美しい時代の事を想う。

こうありたい、こうなりたい、と。
私自身は無意識のうちにそれを求めていた。

風土に対する想い、それは
日本人としての、心の中に眠る感情なのだろうか。
こうあるべき、こうなすべき、と。

私はその気持ちが上手く言えなかった。
だから、こうして絵にして伝える道を選んだ。

日本人としての、心の故郷「まほろば」を求めて・・・。

御稲荷様

昨日は本当に凍える日でしたが
本日は寒いけど雲もなくとてもよいお天気でしたので
近くにある稲荷神社まで散策に行きました。
といっても、普段からよく通る場所なのですが。

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随身門

すぐ近くに鉄道が走っているとは思えない程
静寂に包まれた場所であり
緑に囲まれた境地は心地がよく
散策するのには最適な場所です。

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創建年代は不詳ですが
恐らく明治頃。
小さいながら立派な建物。

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奥の鳥居をくぐると、御稲荷様が鎮座しておられます。

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奥にも沢山。
狐のお嫁さんが欲しいです。

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ふと足下を見ると、ここにも沢山。

因にここの手水舎は大黒様で
なかなか珍しいものです。

犬日和

僕にとっては、いつも犬日和みたいなものですが。
猫の写真ばかりなので犬の写真も。

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よく散歩中に合うキャバリア。
どっちもなんかマイペースなので息が合うようだ。

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いつもはなちゃんを追っかけ回すストーカーさん。

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寝る。
一緒に寝るときは背中ぴったりくっつけて寄りかかってきます。
布団の誘惑より勝てない。

猫日和

祖父の形見である一眼レフのデジタルカメラも
少しずつ使えるようになってきました・・・。
そして何故か猫の写真ばかり増えていく。

犬には毎日触れているのですが
猫にはあまり触れた事がないので
通りかかるとついつい気になってしまいます。

実は結構撮りやすいんですよね・・・。

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うーむ、いいお天気。

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あんまりお天気がいいもので、ついごろりん。
撮ってくださいと言わんばかりのこの体勢。

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夜の街、公園を歩いていると・・・?
最初は妖しげな雰囲気を醸し出しておりましたが・・・

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やっぱり猫だなぁ・・・。
暫くしてすり寄ってきました。

デザインフェスタvol.30

デザインフェスタに行って参りました。
去年から行き始めて今年で三回目になります。
毎回、沢山の作家さんに出会えるのでとてもいい刺激になります。

今年は30回だからか、いつもより人がとても多く
歩いているだけで疲れてしまいます・・・。
会場で販売していた焼きたてメロンパンを食べて
頑張って目的の所を巡っていきました。

いくつか巡ったブースをご紹介したいとおもいます。
(許可はご本人様からいただいております)


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こちら、ユザワエミコさんのブースです。
ユザワさんは去年のデザインフェスタで知り合った
イラストレーターの方で
動物大好き仲間!!でございます。
(右のリンクからブログに行けます)

お洒落で可愛く、艶やかな動物を描かれております。

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ユザワさん特製のぬいぐるみと。
(写真に載るのは構わないとの事なので、特別に載せてます)
生みの親とのツーショットは映えますね!!
愛を感じます。


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セラさんのブースです。
前回のデザインフェスタでお話をさせていただきました。
ドラゴンやモンスターを中心に描かれている方です。
リアルやごつごつ系の仔は描けないので、憧れます。
イラストだけでなくウェブやプログラム等
マルチに活躍されていているようです。

隣の大きいお顔のぬいぐるみはお姉さんの特製だそうで
インパクト大です。
次回もお世話になります。

一通り見て回った所で、Twitterでお世話になっている
Romiさんと合流。
終了間際まで見て回りました。


皆様、ありがとうございました!!
参加者の方々、お疲れさまです。

路地裏に潜むもの

絵やデザイン以外にも写真の授業があるのですが・・・
学校は都心にあるので、当然対象も郊外のものになるわけです。


僕は正直な所、都心が怖いです。
人間に支配された世界という感じがしまして・・・
自然や緑がなく、人ばかり。
文明と娯楽が生み出した混沌とした雰囲気。
異臭が酷く、いるだけで疲れてしまいます。


しかし、こういった場所でも路地裏を探ってみると
猫がひっそりと暮らしているようです。


僕の撮影対象もビルや郊外ではなく猫ばかりです。


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みなさん、目が光っておられます。


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仲良くなった猫。最初は警戒していましたが・・・


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いつのまに慣れてしまったご様子。
何度もすり寄ってきます。


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「撫でてもいいのよ」
流し目にやられました・・・。


さて、明日はデザインフェスタに行って参ります。
毎回色々な絵師さんとお話できるので
とても楽しみにしているイベントです。

今回もステキな絵師さんと知り合えるかな。

龍星群

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スタンダードタイプ。
ドラゴンは直立でスレンダーな体系が好み。
流れるボディラインには気合を入れます。


そういえば今は流星群の時期ですが
皆様、見れましたでしょうか?
僕は昨日三つ、見れました。


ここからは北と南の空しか見れないのですが
澄んだ星空がとてもきれいだったので
4時ぐらいまで南の夜空を眺めていました。


そろそろ寝ようかな、とおもって
寝る支度をし、最後にもう一度だけと窓を開けて空を見上げた瞬間
大きい光の筋が…!


ほんの一瞬の出来事でした。
結局そのまま外が明るくなるまで見ていましたが
その後も二つ、合計三つの流れ星を見ることができました。


天よ、感謝します。

亀戸天神

本日、亀戸天神社に行って参りました。


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九州太宰府天満宮の神官、菅原大鳥居信祐公は神のお告げにより
公ゆかりの飛び梅の枝で天神像を刻み
天神信仰を広めるため社殿建立の志を持ち諸国を巡った。
そして江戸の亀戸村にたどり着き、元々あった天神のほこらに
天神像を奉仕したのがはじまりと言われているそうです。


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場所はそれほど大きくないのですが
太鼓橋等見所が沢山あり
池でスケッチをしている方が多くいました。


そして神社近くにある元祖くず餅で有名な船橋屋で一息。
美味くてほっぺたが落ちそう。


春になると梅や藤が咲きほこるというので
またその時期に行きたい所です。

動物的エロスの探求

今描いてる絵が構図に行き詰まってなかなか完成しないので
ちょっとした自分の目指している絵のお話でも。


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確か、去年の今頃に描いたものです。
動物に自然的なエロスを、と試行錯誤を練っていた時だったとおもいます。
鹿や狐は、艶が出しやすいので好んで描きます。


僕が艶やかな描写を目指した獣を描く理由として
物心ついた頃から大の動物好きだったというのもあるのですが
実は手塚治虫先生の影響を受けている部分もあります。


知名度のある作品ばかりピックアップされてて
どうも話題に出てこないのですが
(そもそもこの手のジャンル自体、海外と違って日本では
一般的でない傾向がある)
先生の描く動物キャラに、艶やかさやエロスを感じるのです。
有名どころで言えば、ジャングル大帝、W3やユニコあたり。


マイナーですがフライングベンという犬漫画に登場する
三兄弟の紅一点、ブチも
犬でありながら女性らしいしなやかな動きや艶の描写が感じられました。
ライオンに襲われるシーンはなんかエロいなあとおもってしまいます(笑)


中でも、一番驚いたのは大自然の魔獣バギですね。
バギは女性の猫獣人でありながら、全裸がデフォ・・・エロス。
これが昔の24時間テレビで放送されたとは、いい時代でしたね。

まあ、そんなこんなで手塚治虫先生の作品からは
非常に影響を受けるものがありました。