十月一日は、姫神の先代、星吉昭の命日。
僕が姫神という名をはっきりと知ったのは実はつい数年前のこと。
それまで、名前については知りませんでした。
しかし、姫神の紡いだ音楽については
昔からはっきりと記憶にありました。
姫神の音楽を聞いていると、日本人としての何か・・・
感性やDNAが刺激されるような
とても懐かしい感覚が、身に沁みていく。
これが、僕の求めていた音だと、そう強く感じた・・・。
もし、ご存命であったならば・・・今年でまだ64の若さです。
今頃どのような音を紡いでいたことでしょう。
同じ岩手出身の、僕の好きな作家である宮澤賢治も
37という若さで亡くなられている。
僕の尊敬する人物は悲しいことに、皆早くに亡くなられている。
僕の好きな曲の一つ「千年の祈り」。
映像は、某番組のライブのものです。
千年世紀を紡ぐ、壮大な音。
初めて買ったアルバムが「千年回廊」ということもあり
特に思いいれが強い曲です。
尊敬する人物の残したものは、絵であれ音楽であれ
その足跡をたどりながら、刺激を受けて
自分の作品に生かしていきたい。
それが、同じ表現者としての敬意だと思うのです・・・。