先日23日、千葉の茂原のほうまで行ってまいりました。
二時間ほどの電車の旅。
その後、地元の友人に車で迎えに来てもらい色々な場所を巡りました。
あおあおとした空と田園風景が美しい。
ぽつりと小さな木が立っている印象的な場所。
奥のほうに進むと…
こんな場所にたどり着きました。
これ以上奥には進めなさそうなので引き返す。
暫くして、東頭山 行元寺のほうへ。
現在は工事中で本堂は隠れてしまってました。
このお寺さんは幻の名工「高松又八」の彫刻建築で
日本で唯一、ここにしか残っていないそうです。
(その他の彫刻は全て戦火で失われた)
このお寺さんに残っている「波に宝珠」は
葛飾北斎「神奈川沖浪裏」の元になったと言われているそうです。
波を立体的に表現した美しい彫刻は本当に見事で
当時の人々を驚かせたそうな。
中は残念ながら撮影禁止なのですが
どれも宝石で塗られており、数百年たった今でも色鮮やかに
息づいております。
工事中で彫刻が外された状態で、住職さんに特別に間近で
見せていただいたのですが、本当に細かくて素晴らしかった。
普通では見えない、聖獣の牙の描写などもよく見えました。
その後、また付近を散策。
真っ直ぐに伸びる木々。
近くにこのような場所が…
中には小さな社が。
また別の場所、広大な田んぼの奥に…
その昔、御神輿を保管していた場所のようです。
ここだけ忘れられた空間という感じがしますね…。
日が沈む…今日は本当に綺麗な空だった。