今描いてる絵が構図に行き詰まってなかなか完成しないので
ちょっとした自分の目指している絵のお話でも。
確か、去年の今頃に描いたものです。
動物に自然的なエロスを、と試行錯誤を練っていた時だったとおもいます。
鹿や狐は、艶が出しやすいので好んで描きます。
僕が艶やかな描写を目指した獣を描く理由として
物心ついた頃から大の動物好きだったというのもあるのですが
実は手塚治虫先生の影響を受けている部分もあります。
知名度のある作品ばかりピックアップされてて
どうも話題に出てこないのですが
(そもそもこの手のジャンル自体、海外と違って日本では
一般的でない傾向がある)
先生の描く動物キャラに、艶やかさやエロスを感じるのです。
有名どころで言えば、ジャングル大帝、W3やユニコあたり。
マイナーですがフライングベンという犬漫画に登場する
三兄弟の紅一点、ブチも
犬でありながら女性らしいしなやかな動きや艶の描写が感じられました。
ライオンに襲われるシーンはなんかエロいなあとおもってしまいます(笑)
中でも、一番驚いたのは大自然の魔獣バギですね。
バギは女性の猫獣人でありながら、全裸がデフォ・・・エロス。
これが昔の24時間テレビで放送されたとは、いい時代でしたね。
まあ、そんなこんなで手塚治虫先生の作品からは
非常に影響を受けるものがありました。