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まほろば

混沌とした時代の流れ、日々の雑念を忘れるため
一旦心を無にし、座禅を組む。

過ぎ行く流転の元、かつての自然と文化が調和した
美しい時代の事を想う。

こうありたい、こうなりたい、と。
私自身は無意識のうちにそれを求めていた。

風土に対する想い、それは
日本人としての、心の中に眠る感情なのだろうか。
こうあるべき、こうなすべき、と。

私はその気持ちが上手く言えなかった。
だから、こうして絵にして伝える道を選んだ。

日本人としての、心の故郷「まほろば」を求めて・・・。